ぜっぽう星人です。
"Burn My Dread -Last Battle-"の歌詞及び和訳と解説です。
すごくかっこいいラップの曲
解説にネタバレあり、クリア後推奨です。
Burn My Dread -Last Battle-
恐怖を燃やせ -最後の戦い-
作詞 田中怜子
作・編曲 目黒将司
意訳
I will burn my dread
俺は恐怖を焼き尽くす
Burn my dread
恐怖を燃やせ
There's no man's land / no man's ever survived
人間の世界はもう消えた / 誰も生き残ってねぇ
Invisible hands're / behind you just now
見えざる神の手が / お前のすぐ後ろまで迫っているぞ
If you ever win that / race against rage then
アイツに勝つためには / 怒りと闘え、そして
You'll be the king coz / it's no man's land, for real
お前が王になるしかない / もう人間の世界は失われちまったんだから(マジかよ)
The mask in heavy rain / ultimately slain
激しい雨の中 うようよしてやがる仮面のあいつら / 鏖殺だ
Make shadows slave / what they done is in vain
シャドウ共をとっちめろ / あいつらがやったことを無駄にしてやれ
Carrying AK-47 / 24*7 but
AK-47を担いで / 年中無休さ、休んでなんかいられない
You've gotta live it / persecuted by heaven
生きなければならない / 何でだよ、俺たちは運命に見捨てられたのか?
Comes from the direction / no indication
あっちからあいつらが来るぞ / 予兆なんてない
You've got to / to let it move first
やるしかねえ / 早く動け
Let it out, let it down, let it inside let loose
気持ちをぶちまけろ、だが落ち着け、心の中で滾(たぎ)らせろ、気楽にやろうぜ
Letting letting damn depressed / let's get it up
沈んでんじゃねえよ、アげて行こうぜ
Then whatcha gotta do is to / drop the hammer down
お前がすべきこと、それは / 裁きの鉄槌を下すことだろ
Drop rhyme drop hammer / digging like a labor
韻を踏め、鉄槌を下せ / 土を掘る奴隷みたいに全力を出せ
You've got blood all over / ash all over
血まみれになっても / 灰まみれになっても
Spit it out son / game's over
アイツに吐き捨ててやれ / もうお前はゲームオーバーだって
Burn my dread
恐怖を燃やせ
Tear up your fear / the end is coming near
恐怖なんてズタズタに引き裂いちまえ / 世界の終わりは近い
Spit it out like a spear / I'll burn your dread
槍のように決意の言葉を吐き捨てろ / お前の恐怖は俺が燃やしてやるよ
Burn my dread
諦めるな、恐怖を燃やせ
No soul robust all dust / we bust
魂は失われ、固い決意は塵と化した / 俺たちの決意は打ち砕かれたのか?
Justice to the man with no life
人間への神の裁きだ もう生きる道なんてない
解説
今後追記していこうと思います。
I will burn my dread
俺は恐怖を焼き尽くす
will、は理の意志を表している
Burn my dread
恐怖を燃やせ
There's no man's land / no man's ever survived
人間の世界はもう消えた / 誰も生き残ってねぇ
Invisible hands're / behind you just now
見えざる神の手が / お前のすぐ後ろまで迫っているぞ
If you ever win that / race against rage then
アイツに勝つためには / 怒りと闘え、そして
You'll be the king coz / it's no man's land, for real
お前が王になるしかない / もう人間の世界は失われちまったんだから(マジかよ)
The mask in heavy rain / ultimately slain
激しい雨の中 うようよしてやがる仮面のあいつら / 鏖殺だ
rainとslainが韻
Make shadows slave / what they done is in vain
シャドウ共をとっちめろ / あいつらがやったことを無駄にしてやれ
slaveとvainもrainとslainと韻ですね
Carrying AK-47 / 24*7 but
AK-47を担いで / 年中無休さ、休んでなんかいられない
AK-47は銃の名前。世界で最も多く使われた軍用銃
24*7は24時間×7日間、という意味。年中無休という意味でよく使われる
You've gotta live it / persecuted by heaven
生きなければならない / 何でだよ、俺たちは運命に見捨てられたのか?
47(forty seven)と7(seven)とheavenが韻
Comes from the direction / no indication
あっちからあいつらが来るぞ / 予兆なんてない
mass destructionに似たフレーズ有。
directionとindicationが韻
You've got to / to let it move first
やるしかねえ / 早く動け
Let it out, let it down, let it inside let loose
気持ちをぶちまけろ、だが落ち着け、心の中で滾(たぎ)らせろ、気楽にやろうぜ
Letting letting damn depressed / let's get it up
沈んでんじゃねえよ、アげて行こうぜ
Then whatcha gotta do is to / drop the hammer down
お前がすべきこと、それは / 裁きの鉄槌を下すことだろ
ここのhammer downというフレーズはペルソナQ2のハム子の曲「Pull The Trigger」へ輸入されていたりする
Drop rhyme drop hammer / digging like a labor
韻を踏め、鉄槌を下せ / 土を掘る奴隷みたいに全力を出せ
You've got blood all over / ash all over
血まみれになっても / 灰まみれになっても
Spit it out son / game's over
アイツに吐き捨ててやれ / もうお前はゲームオーバーだって
son 息子、子 ニュクスの子のような存在であるデスを指していると思われる
Burn my dread
恐怖を燃やせ
Tear up your fear / the end is coming near
恐怖なんてズタズタに引き裂いちまえ / 世界の終わりは近い
このあたりは自分を鼓舞する歌詞と、絶望が混じっている
Spit it out like a spear / I'll burn your dread
槍のように決意の言葉を吐き捨てろ / お前の恐怖は俺が燃やしてやるよ
ここの俺もお前も自分のことだと思う。そもそもペルソナはもう一人の自分のことなので、ペルソナというもう一人の自分(生まれ変わったように、強気)が本来の自分を励ましているイメージ。
tear, fear, near, spearが韻
Burn my dread
諦めるな、恐怖を燃やせ
No soul robust all dust / we bust
魂は失われ、固い決意は塵と化した / 俺たちの決意は打ち砕かれたのか?
「No soul」「 robust」「all dust」「we bust」が韻ですね。すごい。
Justice to the man with no life
人間への神の裁きだ もう生きる道なんてない
感想
Lotus兄貴のラップ曲。韻がめっちゃ多いので歌えるようになると楽しい。
OPで理が聞いているのはこの曲。何かこう、彼が戦う運命は初めから決まっていたのかなぁ、と感じる。
演出的に確実に勝てる戦闘ではあるのですが、最後の最後に流れてアがります。
ちなみに、全ての人の魂の戦いとこの曲が流れる場面は初めは逆だったらしい。確かにどちらをもってくるかとても迷いますね~。
reincarnationのアルバムに収録されているアレンジ版もなかなか良いのでぜひ聞いてみて下さい。そちらもいずれ訳すつもりです。
劇場版P3公式サイトより