壊獣カグヤの回し方【遊戯王マスターデュエル】
ぜっぽう星人です。
5月くらいにマスターデュエルを始めてからずっと壊獣カグヤを使っていて、ある程度所謂回し方が分かってきたので言語化しようと思いました。
壊獣カグヤ組みたての方の参考になれば嬉しいです。
使っている方にはあまり新しい気付きのない内容かと思います。
簡単な回し方、流れ
1 手札誘発で相手の展開を防ぐ
2 相手の妨害を踏み切り、ワンキルするか妨害を立てる。
詳しい回し方、流れ、プランの考え方
後手デッキかつレベル8と誘発しかデッキにないグッドスタッフである壊獣カグヤは、決まった"回し方"(ここでは「このカードでアレをサーチして...」というプレイを指す)
が他のデッキとは違いありません。
例えるなら、キルや制圧=王をとることとし、相手の妨害を上手く使わせながら手を打っていく、"詰将棋"的な立ち回りをしていくデッキです。
対戦相手のデッキによってベストな"やること"は変わりますが、
ここでは
どのようなプランをとっていくのか、どのようにワンキルするのか、どのように制圧し返すのか
といった基本的な"思考の流れ"のようなものを、言語化してみました。
エルドリッチなどにはあまり通用しませんが、大体のデッキには普遍的に通用するルートになります。
先攻1ターン目
1 誘発を適切に当てる(難しい...)
2 エンドフェイズでムラクモノオロチを召喚するか否か
1 誘発を適切に当てる(難しい...)
基本的には一番"効く"ところで誘発を使う。こればかりは経験がものをいう。
デュエルマナー的に声を大にして推奨はできないのですが、分からない内は調べながらやるといいと思います。
アルファなど、相手の場にモンスターがいるときのみ召喚できるモンスターもいるので、その場合は難しいがある程度泳がすことも必要になる。
2 エンドフェイズでムラクモノオロチを召喚するか否か
エンドで召喚すると
・ターン1で蘇生か破壊が使えるので役割が増える
・Gやニビルカウントを抑えられる
というメリットがある。
ではデメリットはというと、主に
未界域が当たってしまう確率が上がる点、です。
ムラクモノオロチは未界域で捨てられても墓地から召喚できるので、メリットデメリットを天秤にかけて決めましょう。
また、最近だとデスフェニがいるときにエンドで召喚しても破壊されるだけなので注意。
(ddクロウもってるときなど、やる意味があるときもある)
後攻1ターン目
1 エクシーズなしでワンキルできるか
2 ヌメロンドラゴンでリスクを伴わずワンキルできるか
3 アーゼウスは立てられるか
4 光波龍などで相手フィールドを荒らす
上から考える順です。
つまり上のほうが強い動きであり、優先度の高い順ということです。
詳しく解説
前提として壊獣カグヤというデッキは、繋戦能力はあまりない。
従って当たり前だが、可能であれば後1でワンキルしたい。
ワンキルできないかを常に意識しておくと、イージーなウェンを拾えます。
1 エクシーズなしでワンキルできるか
相手が事故や誘発でほとんど動けず、かつ未界域が召喚できると起こりやすい。
あとで説明するがヌメロンドラゴンを防がれた場合は負けに直結するので、エクシーズせずに8000削れるかどうかをまず考える。
壊獣やカグヤを召喚したときはニビルに注意。
2 ヌメロンドラゴンでリスクを伴わずワンキルできるか
ドラッグラビオン効果でヌメロンドラゴンを召喚し、9000アタックで勝つルート。
相手の場にモンスターがいないか、攻撃力1000以下の攻撃表示モンスターがいるときにやる。アナコンダや拳僧が多いですね。
しかし仮にエフェクトヴェーラーや無限泡影を食らってしまった場合、本来アーゼウスが立っていたところが0妨害になる。
なのでなるべく1のルートを考え、それが無理でかつリスクがないならこのルートを選択する。
ポイント
・伏せカードがあるときは無限泡影の可能性があるのでやらないほうが無難、ディンギルスで割りに行く。
・エフェクトヴェーラーはアトラクター下だと発動できないのでケア不要
・エフェクトヴェーラーは環境にもよるが全デッキに入るカードではないし、3積みもされにくいのでどれくらいケアするかは微妙なところ。しかしメジャーどころだと閃刀姫ではセレーネ用にほぼほぼ採用されているので注意。
・がら空きだと伏せていなくても無限泡影が発動可能になるので注意。ただこれをやられたら仕方ない気もするので何とも。
・ニビルケアできるならやる
・ふわんだりぃずなどの相性が悪い対面の場合、リスクがあっても突っ込むのあり。
3 アーゼウスは立てられるか
ディンギルス、ペインゲイナー、セブンシンズ、アーゼウスと重ねるルート
ディンギルスで伏せを割り(アーゼウスやペインゲイナーなどが食らう泡影を使わせる)
ペインゲイナーで相手のモンスターを破壊し、
セブンシンズの4000点で戦闘し、
アーゼウスに乗る
という流れ。
基本的にはアーゼウスを立てるのがカグヤでは一番強い妨害です。
ただアーゼウスは「エクシーズモンスターと戦闘を行った(相手のエクシーズでも可)」ときにしか出せないのでそれができるのか、ということがポイントになる。
つまり、効果発動を伴うレベル8モンスター(アルファや壊獣以外)の場合、
グリフォンライダーやバロネスなどで止められてしまい、レベル8が2体並ばずエクシーズできないかもしれない、ということ。
なるべくカグヤなどで妨害を踏んでから本命のレベル8を2体並べに行く。
もし無理だったらor無理そうなら、戦闘で妨害モンスターを倒してから、メイン2で動く。
アーゼウスを立てようとして妨害をもらいランク8すら出なくなるよりは、戦闘破壊してメイン2でランク8が出せた方が強いのでそこは気を付ける。
ポイント
・戦闘破壊も常に頭に入れておくのが重要。
・ペインゲイナーでがら空きにしてセブンシンズと残り4000点で勝ち、という場面もあるので見逃さないようにしましょう。特に蘇生可能なオロチが墓地にいるとき注意。
・相手の場にエクシーズがいるなら戦闘で妨害を倒してからメイン2でアーゼウスを立てることができる
4 光波龍などで相手フィールドを荒らす
アーゼウスが立てられない場合に活躍するのが光波龍。
アルファパンチなどで相手の妨害を戦闘破壊し、メイン2でエクシーズするルート。
光波龍で相手の場のモンスターを1枚奪い、奪ったモンスターに極光波龍を重ね、FAで表側表示を1枚、ブレードで裏面でもよいので1枚破壊できる。
ポイント
・ここでカグヤを残せると、相手ターンにも妨害できる。トークンはデッキにいないモンスターなので確定で除去できる。相剣等に有効
・相手の場のエクシーズと戦闘を行った場合ブレード以外にはアーゼウスを重ねられる
・サンダルフォンやプロートスもメイン2の妨害として優秀。
以前執筆したパック開封やURの優先度についての記事もおいておきます。
まとめ
言葉にするのは疲れますね。
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